ユースセンターってなに?
ユースセンターは、家庭でも学校でもない「第3の居場所」であり、
若者が安心して過ごせて、自分らしくいられる空間です。
ここでは、希望すれば若者自身が主役として、日々の活動に主体的に関わりを持ち、地域にも影響力を持ちながら「やってみたい!」を形にすることができます。
そして、そんな若者たちに寄り添いながら、挑戦や成長を後押しするユースワーカーがいる場所、そんな居場所がユースセンターと呼ばれています。
なぜ、ユースセンターが必要なのか

最近、高校生などの若い世代が
学校や家庭以外で安心して過ごせる場所は、少しずつ減ってきています。
親や先生以外の大人と、
気軽に話したり、悩みを相談したりする機会も多くはありません。
その結果、地域とのつながりが薄れ、
若者が孤独や孤立を感じやすくなっていることが心配されています。
そんな中で大切なのが、
親でも先生でもない大人――ユースワーカーとの
「ナナメの関係」です。
評価もしない、指示もしない。
ただ話を聞いてくれて、やりたいことがあれば応援してくれる。
その存在が、若者にとって大きな支えになります。
だからこそ、県では若者がふらっと立ち寄れるユースセンターを増やしていこうとしています。

令和7年8月、プロジェクトチームがスタート
「私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議」の中に、
ユースセンタープロジェクトチーム(PT)が立ち上がったのは、令和7年8月。
ユースセンターの運営者や県内市町村の皆さんが集まり、
対話を重ねながら未来の居場所づくりを考えています。
何を話しているのか、というと

意見交換のテーマは、大きく3つ。
・これから長野県に必要なユースセンターの機能・役割
・ユースセンターの意義や必要性を、どう伝えていくか
・設置を進め、活動を持続させるための仕組み
現場を見に行く。だから実感できる

令和7年度は、段階的にミーティングと視察を重ねました。
最初は、県内のユースセンターの現状を共有するところから。
続いて、有識者を招いた勉強会で、ユースセンターの定義や目的を整理。
そして10月には、メンバーそれぞれが足を運んで見てきた情報を共有しました。
ユースセンター先進地である兵庫県尼崎市や京都府京都市
さらに、スウェーデンの事例も共有しました。
「居場所」が制度として、文化として、どう根付いているのか。
実際に見て、聞いて、感じたことが、その後の議論に深みを与えています。

居場所をつくることは、未来を信じること
ユースセンターは、すぐに数字で成果が出るものではありません。
でも、誰かの「踏み出す前の一歩」を支えたり、
言葉にならない気持ちを受け止めたり、
人知れず、未来を静かに育てる場です。
このプロジェクトチームの対話は、まだ始まったばかりです。
関連リンク(県内の主なユースセンターの紹介)
CHUKOらんどチノチノ(茅野市)
中学生、高校生たちと若者を応援する市民が話し合いながら建設された施設です。施設の運営は高校生等で構成される「こども運営委員会」が主体となって行い、年数回のイベントを企画・開催しています。
https://www.city.chino.lg.jp/site/kids/55.html
須坂ユースセンター(須坂市)
地元の高校生有志(Let’s try project)の活動を見た大人たちによって令和7年に立ち上げられました。中・高校生の居場所として、各種イベントなども実施しています。
https://shinshu-kominka.or.jp/lets-try-project/
その他のユースセンター
ながの若者スクエア「ふらっと♭」(長野市)
https://www.wakamonosq.com/
ユースセンター オレンジファム(千曲市)
https://shingakuorange.com/orengefam/
ユースセンター まるいち(富士見町)
https://hikosen.jp/youth/
