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持続可能な物流の実現を目指すプロジェクト

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持続可能な物流の実現を目指すプロジェクト

長野から広がる「トラック応援隊」と 持続可能な物流の実現プロジェクト

スーパーに並ぶ野菜を手に取る。コンビニで昼食を買う。ネットで注文した新商品が翌日自宅に届く。そんな私たちの何気ない日常は、すべて物流に支えられています。

実際には、国内の貨物輸送の約9割を担うトラックドライバーたちの働きがあってこそ、私たちの暮らしは回っています。

そんな中、長野県から少しずつ広がっているのが、ロジスマイル代表の白砂さやかさんが始めた「トラック応援隊」と、その活動をベースに展開される「私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議」持続可能な物流の実現を目指すプロジェクトです。

白砂さやかさんの活動:「トラック応援隊」

このプロジェクトの原点は、白砂さんが個人で始めた「トラック応援隊」の活動にあります。もともとトラックに装着する運行記録装置の開発や営業に携わり、多くの運送会社とドライバーと関わってきた経験から、「目の前の誰かを応援できる小さなアクション」を始めたのです。

2024年1月、白砂さんは、「物流2024年問題」や知人のドライバーの事故死をきっかけに、長野自動車道の松代パーキングエリア姨捨サービスエリアで、ドライバーに手作りの新聞「トラック応援隊新聞」を配り、声かけやお菓子配布を行う活動を始めました。

この活動は、最初は一人で始めた小さな取り組みでしたが、次第にドライバーたちの共感を集め、新聞を会社に持ち帰るなど、SNSで広がるようになりました。

県民会議と取り組む「持続可能な物流の実現を目指す」プロジェクト

この「トラック応援隊」の活動をベースに、
「私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議」に「持続可能な物流の実現を目指すプロジェクトチーム」が立ち上がりました。

このプロジェクトは、

●物流サービスに対するコスト意識の浸透

●トラックドライバーに対する社会的理解の醸成

●荷主や消費者の意識改革・行動変容を通じて、持続可能な物流の実現を目指す

ことを目的としています。

このチームのオーナーとして白砂さんが活動をリードし、長野県トラック協会長野県がメンバーとして参加しています。

このプロジェクトの中で取り組んできたのが、持続可能な物流をテーマにした写真・映像展届く手前には、1人のドライバーがいます。」の企画・運営です。

この展示は、

●白砂さんの「トラック応援隊」活動で撮りためたドライバーの日常や表情を切り取った写真

●トラックドライバーの声や現場のリアルを伝える映像

をもとに構成されました。

展示会場には、

●ドライバーの働く姿を写した写真パネルや映像による現場の声やドライバーの紹介

●来場者が「展示の感想」や「ドライバーへのメッセージコーナー」

などが設けられました。白砂さんも会場に来場し、現役のトラックドライバーとともに、来場者と直接話す機会が設けられ、実際の現場の声を身近に聞く機会となりました。

誰かの働きを少し意識する

「荷物が届く」裏には、1人のドライバーの働きがあります。
白砂さんが「トラック応援隊」の中で取り組んできた、「運ぶ人の目線に立つ」「誰かのためにできることはないかと思う」というちょっとした意識が、このプロジェクトの原点です。

「便利さ」だけでなく、「誰かが無理をしていないか」を少しだけ意識してみる。

それだけでも、物流を少しずつ違うふうに見つめるきっかけになるはずです